2023_10_ASI533_HE_N1999黒目星雲_オリオン座

NGC1999_黒目星雲/宇宙の鍵穴_反射星雲_生まれたばかりの星たちがたくさんいる領域_オリオン座

2023_10_ASI533_HE_N1999黒目星雲_オリオン座

NGC1999
黒目星雲/宇宙の鍵穴
反射星雲
生まれたばかりの星たちがたくさんいる領域
オリオン座

NGC1999_黒目星雲/宇宙の鍵穴_反射星雲

2023_10_ASI533_HE_N1999黒目星雲_オリオン座
季節_冬_アイコン

2023年10月撮影
NGC1999_黒目星雲/宇宙の鍵穴
反射星雲
オリオン座

NGC1999は「黒目星雲」と呼ばれいますが、欧州宇宙機関(ESA)は「宇宙の鍵穴」と表現しています。ですが、上の画像ではどこにあるのか?わからないくらいに小さな天体です。

天体について

ハービック・ハロー天体

円の中央が「NGC1999_黒目星雲/宇宙の鍵穴」です。

2023_10_ASI533_HE_t1-1_N1999黒目星雲

円の部分を拡大してみました。豊富なガスの中にひときわ白く明るく輝いています。

2023_10_ASI533_HE_te_t1-1_N1999黒目星雲

「NGC1999」は「V380 Ori」という誕生間もない大質量星が星雲を照らして輝いている「反射星雲」です。
まわりに「HH」の符号が付いた赤い天体も確認できます。「ハービックハロー天体」です。
この「HH」は星の赤ちゃんの原始惑星系円盤から盤面に対し垂直方向に噴出されるジェットが星間物質とぶつかって発光する天体です。
撮影した画像で確認できるHH天体の名前を表記しています。

オリオン座の天体達とNGC1999の位置関係

オリオン座_バーナードループ~魔女の横顔星雲_テキスト入り

「NGC1999」は「M42_オリオン大星雲」の直ぐ南側(下側)に位置し、豊富なHⅡ領域の有名な天体達に囲まれています。
この全体像から「NGC1999」が「M42_オリオン大星雲」領域から繋がっているのがわかります。

NGC1999周辺の天体達

2022_01_6D_NGC1999(13番目の真珠星雲_黒目星雲).
2022_01_6D_te_NGC1999(13番目の真珠星雲_黒目星雲.

NGC1999周辺の天体達

2022年01月撮影

この画像は「NGC1999」を中心にEOS6D一眼レフカメラ(フルサイズセンサー)で広く撮影しています。
「NGC1999_黒目星雲/宇宙の鍵穴」画像の北側(上側)から差し込んで見える明るい光の主は「M42_オリオン大星雲」であることがわかります。
やっぱり、冬の天体の代表格は明るさも圧巻です!
また、うっすらと「IC429」と「IC430」も写っていますが、この二つも反射星雲です。「IC430」の一番明るく光っている部分に「IC429」という符号が付いているようです。

もう少し詳しく

NGC1999の天体情報

名称NGC1999
別名黒目星雲/宇宙の鍵穴
英語名The Cosmic Keyhole
星座オリオン座
分類反射星雲
見かけの大きさ16.0
見かけの等級9.5
赤経/赤緯 05h36m25.0s  /  -06゚42’42”
距離約 1500光年

*検索するサイトや規格によって違うことがありますので、目安にしてください。

NGC1999を表記_SNavi_NGC1999_星図_01_01_冬南天

1月1日 南東の冬の宙 21:00頃の星図にNGC1999のおおよその位置を示しました。

NGC1999って、なに者?

2023_10_ASI533_HE_t1-1強拡大_N1999黒目星雲.

「NGC1999」の特徴的な黒い「鍵穴」を強拡大しました。
いったいこれは何なのか?
とても明るい「M42_オリオン大星雲」の直ぐ近くにこんな不思議な「鍵穴」を見付けたら、気になります…

黒い「鍵穴」は濃い塵が隠していると言う説が主流(2000年03月のNASAの記事)でしたが、2010年ハーシェル宇宙望遠鏡(赤外線望遠鏡)の観測で天体がない空洞であることがわかったそうです。
観測の結果を踏まえ、「V380 Ori」という誕生間もない大質量星からのジェットや放射によって星間物質が吹き飛ばされ形成されたのではないか、と考えられるようになりました。

でも、今回撮影した画像に「V380 Ori」は確認できません!
そこで強拡大した「鍵穴」の画像の明るさを最小、コントラストを最大にしてみました。

023_10_16_ASI533_HE_t1-1te明るさ-100コントラスト-100_N1999黒目星雲

赤く明るい光が見えてきました!これって「V380 Ori」?!

そこでハップルの画像を検索してみると…

同じところに明るい星が確認できます!
「SORAE」の「鍵穴のような形の暗い空洞、ハッブルが撮影した反射星雲NGC 1999」記事によりますと、「中央付近に写っている若い星「オリオン座V380星(V380 Orionis)」と書いてあります。
赤い光は「V380 Ori」で間違い無いようです!

この記事を書いて

「NGC1999周辺の天体達」は、2022年01月に撮影しています。
当時は天体を撮影ができるようになって約一年、いろいろな天体撮影に挑戦したい気持ちが先走っていました。
「次は何を摂ろうか~?」と、「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」に載っている中西昭雄先生の素敵な画像を見付け、どんな天体かもわからず自動導入で撮影しています。しかし、どう処理をしてよいか?全くわからず、はちゃめちゃな処理をして放置していました。
2023年10月に冷却CMOSで撮影した「NGC1999」画像の補足に使える写真は無いかな?と過去データを探っていて「NGC1999周辺の天体達」の元データを見付け、今回再処理しました。
落ち着いて天体情報を調べてみたら、思ってもみなかった興味深い天体だったことがわかり、お宝を見付けた気分です!
ちゃんとダーク・フラット・バイアスも撮っていたので再処理が可能になったと思います。
やっぱり基本って大切ですね
(≧▽≦)☆

撮影機材・設定/画像処理

撮影機材・設定_アイコン

2023年10月撮影
NGC1999_黒目星雲/宇宙の鍵穴

  • Telescope_Vixen_R200SS
  • Correction Lens_Vixen_CORRECTOR_PH
    Focal Length_760mm
  • Equatorial Mount_Vixen_SXD2
  • Guide Scope_SVBONY_60mm_GuideScope ZWO_ASI_120MMMini
  • Auto Guider_ASIair
  • Camera_ZWO_ASI_533MCPro
    Cooling:-10C Bin:1
  • Filter_IDAS_HEUIB-Ⅱ
  • App_ASIair

2022年01月撮影
NGC1999周辺の天体達(EOS6D一眼レフカメラ使用)

  • Telescope_Vixen_R200SS
  • Correction Lens_Vixen_CORRECTOR_PH
    Focal Length_760mm
  • Equatorial Mount_Vixen_SXD2
  • Guide Scope_SVBONY_60mm_Guide Scope ZWO_ASI_120MMMini
  • Auto Guider_StellaShot2
  • Camera_Canon_EOS6D_HKC
  • Filter_IDAS_HEUIB-Ⅱ
  • App_StellaShot2
画像処理_アイコン

2023年10月撮影
NGC1999_黒目星雲/宇宙の鍵穴

  • Shooting Settings
    Light
    Gain_100 60Sx60
    Guide:1.20
    Darkx20 Flatx20 Biasx20
  • Photo Editor
    Composite_StellaImage9
    Addition Average_σ-Clipping
    StellaImage9
    Photo Shop
    Light room Classic
    Denoise AI

2022年01月撮影
NGC1999周辺の天体達(EOS6D一眼レフカメラ使用)

  • Shooting Settings
    Light_ISO_1600 240Sx10
    Darkx10 Flatx10 Biasx10
  • Photo Editor
    Composite_StellaImage8
    Addition Average_σ-Clipping
    StellaImage9
    Photo Shop
    Light room Classic
    Denoise AI

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