モザイク_フィルター・コマコレのカビ対策_密封性のある食品保存容器Lustroware岩崎工業イージーケア2L&乾燥剤&カビ防止剤_ふたを開けた図

ジメジメ季節を乗り切ろう!撮影機材のお手入れ&簡単湿度管理とカビ対策

モザイク_フィルター・コマコレのカビ対策_密封性のある食品保存容器Lustroware岩崎工業イージーケア2L&乾燥剤&カビ防止剤_ふたを開けた図

☆☆☆ 目 次 ☆☆☆

撮影機材には大敵!日本の夏は高温多湿

この記事は7月初旬に書いています。
梅雨明け宣言はあったものの、すっきりしない宙、そして凄い湿度!
天体撮影にはかなり悪条件な上、この温度と湿度、機材がカビたりしないか?!とても心配になります。

菌

もちろん温度や湿度をしっかり管理できる部屋や保管庫があったら問題無いのですが、我がへそくりでは困難です…
でも、小型機材をできるだけ小スペースで簡単に収納でき、予算は最小限に抑えつつ、撮影時はさっと使いたい!
願わくば、できるだけ機材たちを長く使っていきたい!

これらをかなえるためには、使用後や保管する前などのメンテナンスや、しっかり保管がとても重要です。
この記事では主婦的観点からいろいろ調べてみたり実践してみて、上手くいっていると思われる方法を手痛い失敗談と共にご紹介していきたいと思います。

でもいつか、こんなアイテムが欲しいです~

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レンズのカビ

レンズカビの特徴

「カビ」と言うと、食パンなどに見られる、にょろにょろ~とした感じを思い浮かべますが、レンズのカビはそうではありません。
私は生やしてしまったことがある経験者でして…
(;’∀’)

ずっと以前、親戚から不要になったカメラレンズをもらい受けた当時は、レンズがカビることすら知らず、もらい受けたまま適当な箱にしまい込んでいました。
ある日、レンズフィルターに白くモヤ~とした物を発見!その時は、カビとは思いもしませんでした。
何となく気になって、調べてみたら、これ!カビじゃない?!
他の機材に移ってはいけないと、慌てて捨ててしまいました。
今思えば、カビの写真、撮っとけば良かったです…
(^-^;)

驚いている女性

レンズなどのカビは、白い斑点やモヤのように現れます。
このカビは、眼鏡やコンタクトにも発生するようです。そうした場合は、目への衛生面から使用はやめておきましょう。
ただの汚れと間違えそうなので、意識して気を付けないといけません。

めがねの場合は水洗いができるので、私は「めがねのシャンプー」を使い洗顔と同じ感覚で汚れを洗い流しています。詰め替えもあるので、長年愛用しています。

レンズカビが発生する原因

話をカメラレンズ、フィルターに戻して…
レンズカビの発生する原因は「湿度」「温度」「カビの栄養源」です。
これらが揃うとカビが発生する…逆を返せば、揃わないようにすれば良いということになります。


「湿度」「温度」はまさに日本の夏「高温多湿」はジャストミート!です。
では「カビの栄養源」ってなに?
これは主に「ほこり」や「皮脂汚れ」のことです。
「カビの栄養源」は日ごろのメンテナンスで取り除くことができそうです。

メンテナンス

メンテナンスその1_
まずはしっかり乾燥!

私の場合、撮影が終わり室内に機材を入れたらすぐ実践していることは

  • カメラからレンズやフィルターを取り外し、ふた類も外す
  • 望遠鏡のふたを外しほこりや虫が入らないように自作の「網ふた」をかぶせる(反射望遠鏡なので)
  • 赤道儀の極軸望遠鏡のふたなど、機材のふた類を外す
    (パソコンやタブレットも同様)
  • 乾燥剤や保管用の機材袋を風の通りを考えて並べる
  • 保存用の箱もふたを取る

そしてエアコンを使い、機材や乾燥剤をよく乾かします。
この時、収納する箱や収納袋、乾燥剤も乾かすことが「重要ポイント」となります。理由はのちほど…
その後、一連のメンテナンスをして、次の撮影には万全の状態で臨めるよう、保管します。

エアコン_女性

機材類の日ごろのメンテナンス

良く乾いた機材類は配線の接続部などをしっかりとブロアーで吹き、ほこり類を飛ばしてからキャップなどをして収納します。
簡易保管については「湿度から守る簡易保管」の項でお話します。

レンズやフィルター類、また旧式一眼レフの簡単なセンサー掃除は以下「メンテナンスその2~」に続きます。

「寒冷地」で機材を乾燥させる場合の注意

ここで気を付けたいのは外気との温度差です。
今回は「高温多湿」環境でお話していますが、「寒冷地」で機材を乾燥させる場合、室内と外気の温度差にも注意が必要です。
今回の記事とは内容が離れてしまいますのでざっくりと…

極寒環境から温かい室内に機材を直接入れることは、絶対しないでください。
電子機器類は内部が壊れてしまう可能性があります。
これは凍てついた水分が温かい室温にさらされると、機器の中で一気に水に変わってしまうからなのです。
まずは玄関などで温度に慣らしながらある程度乾燥させ、室内に入れてじっくり乾燥させてください。

寒い外_女性

メンテナンスその2_
良く乾いたらブロアー&ブラシで

基本のほこり除去

「ほこり」は本当に良く付着します。
カメラや望遠鏡のレンズ、フィルター共通ですが、まずはブロアーを使いエアーでほこりを飛ばします。
それでもしつこくへばりつこうとしているほこりは、ブラシで払い出します。が、たいていレンズの端っこなどにしつこく残っているはずなので、更にブロアーで確実に吹き飛ばします。

私が最近使っているブロワーはHAKUBAの「シリコンブロアー」です。
ブラシをブロアーの先端に取り付け、ほこりを払いながら、エアーを吹くこともできる優れものです!
後ろ側が平らな形になっているので置いた時も転がってしまわず、便利です。ご興味がありましたらぜひチェックしてみてください!
HAKUBAの製品なので作りもしっかり!重宝しています。

これで、レンズやフィルターが綺麗になっていればOKです。

ほこりはしつこい!

保管する前に慎重にブロアー&ブラシでほこりを落としたつもりでも、次に使う時は、まず間違いなくレンズやフィルターに「ほこり」は付着しているんですよ…
静電気が発生しやすい時期は特にひどいです。
これには慎重に対応しないと、撮影画像に影響します。
(大きなほこり?ゴミ?は、黒い点として画像に出てきます。私はアンドロメダ銀河に黒い物体が出現したことがあります
(;’∀’))
日ごろのメンテナンスはもちろん、撮影を開始する前、カメラ撮影のレンズ交換、望遠鏡撮影のフィルター交換の時は必ず確認する必要があります。
私は、必ずブロアーとブラシを使って「ほこり」と格闘してから撮影を開始しています。
地球だって元は宇宙の塵からできたんだから仕方ないかなぁ~と思いつつ、毎度しゅぽしゅぽやってます。
(‘◇’)ゞ

旧式一眼レフカメラセンサーの日ごろのお手入れ

今どきは一眼レフカメラもミラーレスですよね…
私が持っている2台の一眼レフカメラは、どちらも中古で購入しました。
当然「ミラーアップをする」タイプです。どちらもセンサー改造機です。
あまり役に立たないと思いますが、日ごろの簡単一眼レフカメラセンサ―のお手入れ「センサークリーニング_手作業でクリーニング」をEOS6DとEOS80Dの液晶に表示される動作メニューでご紹介します。

1-センサークリーニング_EOS80D
2-センサークリーニング_手作業でクリーニング_EOS80D
3-センサークリーニング_ミラーアップします_EOS80D
4-センサークリーニング_ミラーアップしたEOS6Dのセンサー
5-センサークリーニング_EOS6D&シュポジュポ_DS

*ブロアーでセンサーのほこりを吹き飛ばす時はカメラを下に向け、ほこりが下、つまり外に落ちるようにしてください。
*センサーはとても繊細です。
ブラシでこすったり、ブロアーの先端を当ててしまわないように注意してください。

この後は、カメラのキャップもブロアーで吹き、キャップでふたをします。カメラの電源をOFFにすると、ミラーが元の位置に戻り作業は終了です。

もしセンサー自体に汚れが出てしまったら、迷わず専門業者に依頼することをおすすめします。

メンテナンスその3_指紋などの付着「汚れ」

ほこりを取り除いてもレンズやフィルターに汚れが付いている時があります。

「汚れ」、よくあるのは、レンズやフィルターに素手が触れてしまった時です。特に冬場は手荒れがひどいので、ハンドクリームなどを塗った素手が何かの拍子にレンズ部に触れてしまうパターン…
触ってしまったことに気付けば直ぐにでも対処するのですが、気付かなかった場合は、保管箱にしまう前にしっかりと汚れを落とします。

汚れが軽い時は、まず「クリーニングチップ」で汚れを落としてみます。
私はHAKUBAの「レンズペン3」を使っています。

HAKUBA_LENSPEN&ヘッドスペア
HAKUBA_LENSPEN_ブラシとブラシの出し入れスライド部
Pte_P2-3_HAKUBA_LENSPENN_チップのアップと交換ヘッドスペア

ハクバ HAKUBA メンテナンス用品 レンズペン3 【レンズ用】 ブラック KMC-LP12B これ一本でキレイ ペン型クリーナー

前述の通り、ブロアーとブラシでほこりを落とした後、「使い方」を参照して…

HAKUBA_LENSPENの紙の裏面全体


1.
レンズもしくはフィルターの中心部から順に「クリーニングチップ」で円を描くようにをクルクルとなぞっていきます。

2.
レンズもしくはフィルターの外周近くまで行ったら、チップでなぞった面を下に向けて、ブラシでカーボンの黒い粉末を払い落します。

3.軽い汚れならこれでたいていは落ちます。念のためレンズ端などを、しっかりブロアーで吹き、カーボン粉末を吹き落としてください。

この「レンズペン3」とても便利で、ブラシもスライドで出てきますし、交換用のチップも付属しています。
ポケットなどに気軽に挿しておけるクリップ部もついているので、撮影中に持ち歩くのにもとても便利です。
またチップは「セーム皮」が使われています。
「セーム皮」とは、羊など動物の皮を油でなめし作られた皮のことで、柔らかく吸水性・耐久性に優れていることから、カメラのレンズや貴金属、楽器などのお手入れに使われているそうです。
こちらもカメラアクセサリーを専門に展開しているHAKUBAの製品。
安心して使っています。

メンテナンスその4_それでも落ちないしつこい「汚れ」

レンズクリーニングリキッドとクリーニングペーパー

ここまで頑張っても落ちない汚れ…
このような時はしっかり「汚れ」か、「カビ」か、見極めてください。
そのためには、まず汚れとして落とすことを試みましょう。
レンズクリーニングリキッドとクリーニングペーパーを使って、しっかりと落としていきます。
私が選んで愛用しているのは「フジカラーのレンズクリーニングリキッドクリーニングペーパー」です。

_FUJIFILM_レンズクリーニングリキッド30ml&クリーニングペーパー

使い方は、それぞれ、ボトルの背面、シートケースの内側に書かれています。

FUJIFILM_レンズクリーニングリキッド30ml_裏面使い方と注意書き
FUJIFILM_レンズクリーニングペーパー_内側の使い方&注意

やはり、ほこりなどをブロアーやブラシで払い落としてから取り掛かることが大前提です。

クリーニングペーパーだけでも拭き取ることができます。
が、すでに「クリーニングチップ」を使ってみてダメだった…
あるいは「皮脂汚れ」などなら、リキッドを使ってみましょう。
使い方をしっかり読んでトライしてみてください。
以下にポイントを要約します。

【使い方の要約】
1.
ほこりなどの汚れを落とした後、クリーニングペーパーに1~2滴レンズクリーニングリキッド落とします
2.
汚れをリキッドをしみ込ませたペーパーで丁寧に拭き取ります。
3.
乾いたクリーニングペーパーで仕上げ拭きをします。

私の失敗例_レンズクリーニングリキッドの拭き残りじみ

写真初心者だった私は、いきなり天体写真を始めました。基本的過ぎる失敗例でお役に立てるか心配ですが…

上でご紹介した
【使い方の要約】の2.と3.
2.クリーニングペーパーに1~2滴レンズクリーニングリキッド落とします。
3.乾いたクリーニングペーパーで仕上げ拭きをします。

をやっていませんでした。
レンズクリーニングリキッドは直接レンズに落とし、リキッドの「乾拭き」と言う工程をやっていなかったのです…
当然クリーニングペーパーで汚れを拭き取っても、リキッドがそのままムラとして残りシミとして乾いてしまったのです。
幸いにも画像に影響が出るほどではなかったので良かったのですが…
ちゃんと使い方は読まないといけません。
ってか、なんで気付かなかった、私?

私の失敗例_クリーニングペーパーの繊維がゴミと化した!

拭き残りじみに気付いた私は、乾拭きをしっかりと行うようになりました。
レンズ、フィルターの隅から隅までしっかりと!です。
が、気付かなかったんです、コマコレクタレンズのネジの切込み部に、とても小さなクリーニングペーパーの繊維が引っかかっていたことを…
「ほこりはしつこい!」の項で述べた
『(大きなほこり?ゴミ?は、黒い点として画像に出てきます。私はアンドロメダ銀河に黒い物体が出現したことがあります
(;’∀’))』
は、まさにこれ!
ネジの切込み部に引っかかっていた繊維は、保管中にレンズ部に移動、付着し、それに気付かず、アンドロメダ銀河を撮影していたのでした。

五段階に困る女性-4

これをきっかけに、クリーニングペーパーを使った後は、隅々までブロアー&ブラシでしっかりと繊維を取り除いています。
また、レンズ交換、フィルター交換のたびにブロアー&ブラシで入念にほこりやゴミを取り除くようにしています。
それでも!それなのに!ほこりが写り込んでいる時があるんですよ…
何でよ!!!
だからこそ、「フラット撮影は大切」と言うお話になりますが、それについては、また別の記事で書いていけたら、と思っています。


「汚れ」が落ちてもカビだった恐れも…

「汚れ、落ちたど~」と喜びたいところですが、実は軽いカビだった可能性も捨てきれません!
次の項、「メンテナンスその5_それでも「汚れ」が落ちない!?カビを疑うべし!!」も一応目を通しておいていただく方が良いと思います。

メンテナンスその5_それでも「汚れ」が落ちない!?カビを疑うべし!!

ここまでやって落ちない汚れ…
カビであることを疑った方が良いかもしれません!
軽いカビであればレンズクリーナーリキッドなどで取り除くことができるようですが、一度生えてしまったカビは再発する恐れもあるそうです。

また、カビが内部まで入ってしまった場合は、自己流で分解・清掃はせず、専門のクリーニング業者に依頼することが懸命のようです。

菌


日ごろからメンテナンスを行うことはカビを早く発見することに繋がります。大切な撮影の相棒と長く付き合っていくためにも、丁寧に続けていきましょう。

メンテナンスその6_しっかりメンテナンス!レンズクリーニングリキッドとクリーニングペーパー

レンズクリーニングリキッドとクリーニングペーパーの失敗談の通り、これを使う時は、私、めちゃくちゃ緊張します。
トラウマってヤツでしょうか…
(;・∀・)
ですが、梅雨の季節に入る前に、しっかりと時間を作りこのレンズクリーニングリキッドとクリーニングペーパーを使って、特に汚れていなくても拭き掃除をしています。
使い方には書いていないですし、クリーニングチップまでで充分と言う意見も耳にします。
この梅雨時前のメンテナンスは、自己判断で行っても行わなくても良いと思います。

湿度から守る簡易保管

保管方法も重要

ここまでメンテナンスをご紹介しました。せっかくのメンテナンスも保管をないがしろにしては、水の泡…
機材を湿度から守り次の撮影までしっかりと機材を保管することがとても重要です。

もちろん、こんな理想的な保管庫があれば良いのですが…

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この記事の書き出しでご紹介した保管方法
・小型機材をできるだけ小スペースで簡単に収納でき、予算は最小限に!
でも撮影時はさっと使いたい!
・主婦的観点から現在実践してみて、低予算で上手くいっていると思われる方法
について、お話しします。
ただし、簡易保管なので温度管理はできません。しいて言うなら、室内で太陽が当たらない、できるだけ涼しい場所を保管場所にするぐらいです。
ですので、「湿度をできるだけ一定に保つ」と「カビを生えにくくする薬剤を使う」ことで対処していきます。

保管スペースとフットワーク

我が自宅は広くありません。
それなのに大きな天体撮影機材を片付けるスペースを確保する…これは我が家にとって、とても重要な課題です。

簡易的な棚にさっと置ける入れ物は無いか?と探したところ現在、撮影機材や予備配線などをメインに入れている「工具箱」を見付けました。
工具箱と言うだけあってとても丈夫で、中は小物も迷子になりにくい二段式!
しかもふたには同じシリーズの工具箱を積み重ねた時にズレにくい溝もあり、遠征などの運搬時は転倒さえ予防できれば積み重ねができるんです。
私の場合、愛車がコンパクトサイズなので、後部座席の足元にクッション材を敷きこの工具箱を置くとぴったり収まり、とても助かっています!

同じサイズでふたの色違いセット品です。
ふたの色を変えると、積み重ねができる上、「撮影機材」「配線・予備備品入れ・バッテーリ入れ」など、一目で判別できます。

工具箱リングスター(RINGSTAR)ドカットD-4700レッドorブルー_外観_棚に片付けて黄色のシールで中身がわかりやすい

簡易棚に収めると、こんな感じです。
部屋の片隅にすっきりと収まります。

ふたを開けてみると…
結構入ります。
天文機材をしまうのにサイズ感がちょうど良く、気に入っています。
本来「工具箱」なので、丈夫さも申し分ないです。
では、中身を見ていきましょう。

こちらは赤道儀撮影機材が入っています。
二段式なので上段には小物も入ります。

工具箱リングスター(RINGSTAR)ドカットD-4700レッドorブルー_SXD2_中身
工具箱リングスター(RINGSTAR)ドカットD-4700レッドorブルー_SXD2_中身_下の段も見える
工具箱リングスター(RINGSTAR)ドカットD-4700レッドorブルー_ポタ赤_中身_下の段も見える

こちらはポータブル赤道儀を使ったカメラ撮影機材が入っています。

どちらも機材類がそれぞれの小箱に入っていることが見て取れると思います。
外箱は先述の通り「工具箱」です。当然ですが密閉性はありません。
逆に密閉性がある大きな箱では、開けるたびに外気が入ってしまいます。
一緒に使う機材をある程度にグループ分けし、小箱ごとにカビを防止する対策を施しています。

液漏れしないなら、密閉性も良いんじゃない?食品保存容器が大活躍!

小箱たちに求められる要素は密閉性です。
ここで主婦的発想「液漏れしないなら、密閉性も良いんじゃない?」

驚いた女性

まず手始めにご近所のホームセンターを偵察しました。
そこでは、小さく、湿度・カビ対策必須のフィルター類、補正レンズをまとめてしまうのにぴったりな食品保存容器を発見しました!
しかもシリーズ物なので、様々なサイズがあることもわかりました。

フィルター・コマコレのカビ対策_密封性のある食品保存容器Lustroware岩崎工業イージーケア2L&乾燥剤&カビ防止剤_ふたを閉めた図
te_P2-3_フィルター・コマコレのカビ対策_密封性のある食品保存容器Lustroware岩崎工業イージーケア2L&乾燥剤&カビ防止剤_ふたを開けた図

Lustroware 岩崎工業 保存容器 イージーケア 2.0L

ここでぺたぺた貼ってあるものはそれぞれ「乾燥剤」と「カビ防止剤」です。数字は使い始めた日です。
これについては、後ほどお話しします。

様々なサイズがある食品保存容器

外箱の工具箱の下の段には、それぞれ大き目の食品保存容器を入れています。その中には、主にカメラ、レンズなど中型の撮影機材が入っています。

EOS6D&ASI533&レリーズ&コリメーター&ワイドアダプターを守る_Lustroware(ラストロウェア)岩崎工業イージーケア4.8L_ふたを閉めた図
EOS6D&ASI533&レリーズ&コリメーター&ワイドアダプターを守る_Lustroware(ラストロウェア)岩崎工業イージーケア4.8L_開けた図_中身が見える

こちらは望遠鏡撮影カメラです。カメラ2台とレリーズ他だけなので、ちょっと余裕ありです。

岩崎工業 イージーケア4.8L

こちらは、ポータブル赤道儀を使った、カメラレンズ撮影の機材たちです。
カメラの他、レンズ2本にポタ赤も入っているので余裕はありません。
が、この食品保存容器はこれだけ入って、道具箱下段に収まるんですよ!
根気よく探して見付けました。

蝶プラ工業 ロック式保存容器 シールボーイ 深型 150228

カメラなどは基本、少しクッション性のある袋などに入れ、それぞれ「乾燥剤」と「カビ防止剤」を入れています。
クッション袋ごと食品保存容器で保管していますが、この袋自体も乾燥していることが条件です。
精密機器なので、機器同士の当たりを和らげることが狙いです。これも自己判断で良いと思います。

カビ防止剤&間違えると錆びる!乾燥剤

カビ防止剤

「カビ防止剤」、どれを使うか迷ったのですが、やはり信頼のフジカラーを選んで使っています。評価が高く、小袋なので使い勝手がとても良いです。
また、5個単位の小包装なので、必要な時に気軽に開封できるのも便利です。

フジカラーFUJICOLORカビ防止剤(5gx10入り)x2袋

パッケージの表と裏を撮影しています。
パッケージ単位は、5個x2袋の10個入りです。

フジカラー FUJICOLOR カビ防止剤 (5g×10入) ×3個パック 905407

t説明書き_P2-3_フジカラーFUJICOLORカビ防止剤(5gx10入り

用途は黄色、有効期間は赤色のアンダーラインで示しました。

フジカラーFUJICOLORカビ防止剤5g_使用を開始した日付を書く_消えないマジックと

有効期間は1年間です。
内袋は5個単位で袋詰めされています。
開封が使用開始となりますので、最低5個単位で使用開始となります。
確実に有効期間内で交換したいので、面倒ですが1個ずつ使用開始日を記入しています。

このカビ防止剤、小さく薄いので望遠鏡のふたの内側などにも貼っています。もちろん、これを使い始めてからカビは発生していません。

機材が錆びる乾燥剤がある?!

乾燥剤選び、天体撮影を始めた頃は、本当に適当でした…
何でも同じじゃん?って感じです。
時がたち、何かのついでに調べてみると、カメラが錆びてしまう乾燥材もあることを知りました!
世間では当たり前なのかもしれませんが、私は超びっくり!

青ざめて焦る女性

その正体は押し入れや布団乾燥によく使われている「塩化カルシウム」です!
お値打ちに販売されており、とても優秀な乾燥剤なのですが、用途を間違えると大変!
「乾燥剤と機材と一緒に入れておいたら錆びた」と言う事例なので、そこまで神経質にならなくても良いのかもしれません。が、成分のチェックをした方が良さそうです。
特に機材を押し入れなどに密閉せずそのまま収納していらっる方は一応注意した方が良さそうです。

幸いにも私が適当に選んでいた乾燥剤は「シリカゲルAタイプ」でした。錆びる乾燥剤を選んでなくて、本当にラッキーでした。

物理吸着タイプのシリカゲル

乾燥剤、調べてみると本当にいろいろな種類があります。
成分も様々で使い切りの物が多いです。

私は、「再生利用ができた方がコスパ良いんじゃない?」と、ケチケチした理由から「シリカゲルAタイプ」を使っていました。
シリカゲルの主成分は主に「二酸化ケイ素」で「物理吸着タイプ」なのだそうです。

使っていた「シリカゲルAタイプ」は、中のビーズの色が青から赤に変わったら、ビーズを取り出し、電子レンジでチン!再び青色に戻ったら、紙の封筒などに封入。これで再生可能です。
が、使い始めて1ヶ月もしたら、直ぐビーズは赤色に!?
梅雨時などは数日間だけ赤色って?!
とにかく面倒なんです…神経もすり減りそう…

過労の主婦

「シリカゲル」はBタイプをチョイス

何とかならんか…
調べてみると、建材用のみだと思い込んでいた「シリカゲルBタイプ」は天日干しで回復することがわかりました。

「シリカゲルBタイプ」は除湿するのではなく、あくまでも湿度変化を緩和する「湿度調整材」です。
ですから強力な乾燥に向いているわけではありませんが、シリカゲル自体の湿度を下げておけば、気温の変化で湿度が上下してもおおむね50%までを維持します。が、湿度が高くなり過ぎると飽和して逆に湿度を上げてしまう…つまり水分を外に放出するのです。これ、あくまでも「湿度調整材」なので仕方ないです。

そこで考えたのは、メンテナンスの時に、機材と共に「シリカゲル」の湿度を下げておくこと!
これさえしっかり守り、密閉容器で保管すれば、いけるんじゃない?

バルサム切れに注意!!!

「シリカゲルBタイプ」を選んだ理由はもう一つ…
「シリカゲルAタイプ」は吸収する一方なので密閉状態なら10%を下回るほど乾燥します。
が、この乾燥し過ぎることも問題なのです。
「バルサム切れ」です。
「バルサム切れ」とは、カメラレンズを貼り合わせている樹脂が経年劣化により白く濁ったりレンズの縁の部分が黄色に見えてくるなどの現象が起きることを言います。
もちろん、レンズの寿命、撮影映像へも影響が出ます。
天然樹脂の「バルサム」は乾燥により収縮劣化する性質があり、乾燥し過ぎた環境で長く保管すると、「バルサム切れ」が起きるそうなのです!

腕を組んで考える女性


適度に除湿しつつ「バルサム切れ」を起こさない最適の湿度は40%なのだそうです。
そうなんです!
「シリカゲルBタイプ」を上手く使えば、手入れも簡単で、「バルサム切れ」も予防できてしまうと思うのです!

今使っている「シリカゲルBタイプ」は小ぶりで使い易いです。
こちらも使用開始日を1個ずつに書いています。
使用を開始してすでに二年目に突入していますが、今も機能しています。
使用期限は使用環境により異なるようなので、はっきりとはわからないですが、おおむね1年としている物もあります。
個人的見解ですが建材用にも使われているので、もっと長持ちする気もするのですが…
実験的にご紹介したサイクルで、もう少しこのまま使ってみようかなぁ~と思っています。
何か変化があれば、記事を更新しますね!

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プロン姿の女性

プチ遠征や機材乾燥時にも便利!折りたたみコンテナ

これまでコンパクトに保管する方法を書いてきました。
使用後の乾燥方法は機材を拡げエアコンで乾燥、収納時にはコンパクトに…
コンパクトに収納するのに乾燥させるスペースってある?という問題が残ります。

機材を乾燥させる時は傷つきやすいレンズやカメラセンサーがむき出しになり、硬いものが当たってしまったり、物を落として破損!なんてことも心配です。
手狭な我が自宅では「折りたたみコンテナ」活用しています。
これ、使わない時はコンパクトサイズに収納できる上、使う時はパタパタと拡げるだけなので超便利です。

折りたたみコンテナ_畳んだところ_横から
折りたたみコンテナ_開いたところ

ふたが一体になっているタイプなのですが、ふたが開いてしまわないよう簡易ロックが付いています。

ふたロックの矢印_折りたたみコンテナ_畳んだところ_真上から

*黄色のつまみが簡易ロックです。赤の両矢印方向でロックが開閉します。

トラスコ中山(TRUSCO) 収納ケース 収納ボックス 薄型折りたたみコンテナ ロックフタ付 グレー 50L TRC50B

様々なサイズが展開されているので、小物は小さいコンテナに、大物はふたを開け放して、他の機材と干渉しないよう乾燥させると安全でとても便利です。フラットジェネレーターのように平らな物は縁に立て掛けられるので、誤まって踏みつけてしまう心配も無くなります。

この「折りたたみコンテナ」、近所にプチ遠征やベランダ撮影など、ある程度機材を組み立てて現場に運ぶ時も重宝します。
ふたが一体なので現場でふたの置き場に困ることも無く、簡易的に霜やほこりから守ることができます。

また遠征の帰り道など、簡易的に車内のエアコンで機材を乾燥させたい時は、機材をこの中に入れておくと転がってしまわず、安心です。
たたんで車内の片隅に入れて持って行き、必要な時だけ展開するので、購入当初に想定していたより活躍のシーンが多いです。

*中の小さなコンテナはご紹介したコンテナとは違います。
100~300円均一の製品なので、丈夫さに欠けます…
小分けして収納するイメージのご参考にしてください。

この記事を書いて

いかがでしたか?
今回の記事を書くにあたり、自分の機材たちの撮影も行いました。
ぺたぺたと黄色のマスキングテープが貼ってあり、何か書いてあることにお気づきの方もいらっしゃったと思います。
実際、撮影時の暗闇で文字を読むことはほとんど無いのですが、ド忘れしてしまた時のためや、やらかしてしまった失敗の反省点などを書いて機材にぺたぺた貼っておくと安心と言うか…
印や矢印はセッティングの目安のために貼っています。
実はこのマスキングテープ、しっかりと機材が乾いたかどうかのバロメーターにもなるので、みっともない!と思いつつそのままにしています。
結露が多い時は、このマスキングテープもじっとりと濡れています。
はがした方が良いかなぁ~と考えた時もあったのですが、乾燥するとカリっと元通りになるんです。

晴女のイラスト

日常生活の中で、あれこれと考え工夫することも、天体撮影の醍醐味の一つなのだと考えます。
保管やメンテナンスは人それぞれ工夫を凝らし行っていらっしゃると思いますが、私の場合は、「簡単気軽」にをベースに工夫した方法です。
全くの自己流ですが、調べる、工夫する、探し当てた物で上手くいった!など、取り組んでいる時ってすごくワクワクするんです。
ぜひ皆さんも、それぞれに合った方法「これが一番!」を見付けてくださいね。

この記事が少しでもお役に立てたら、とても嬉しいです。
(#^.^#)


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