M46M47冬の二重星団_とも座_M46とM47_冬の二重星団(南天の二重星団)散開星団&小さな惑星状星雲_NGC2438とM1-18とも座と冬の天の川

M46とM47_冬の二重星団(南天の二重星団)散開星団&小さな惑星状星雲_NGC2438とM1-18とも座と冬の天の川

M46とM47_冬の二重星団(南天の二重星団)

M46M47冬の二重星団_とも座
季節_冬_アイコン

2023年11月撮影
M46とM47
冬の二重星団(南天の二重星団)
散開星団
とも座

冬の天の川のほとりに、メシエ天体の散開星団が綺麗に二つ並んでいます。「冬の二重星団」です。「南天の二重星団」とも呼ばれています。
「M46」と「M47」から成り、南天の星座「とも座」に属しています。「二重星団」と言えば、美しい「ペルセウス座の二重星団」が有名ですが、この「冬の二重星団」も負けないくらいに美しく輝いています。

天体について

M46&M47_冬の二重星団と冬の天の川

冬の天の川(上方北)
季節_冬_アイコン

2024年11月撮影
冬の天の川(北を上にした構図)

M46M47用tex_冬の天の川(上方北)

おおよそ北方向を上面に向けて撮影した「冬の天の川」です。
「M46」と「M47」の位置を示しました。
全天で一番明るい一等星、おおいぬ座の「シリウス」と、同じく一等星のこいぬ座「プロキオン」の近く、天の川のほとりに位置していることがわかると思います。

周辺の小さな天体達

tex_M46M47冬の二重星団_とも座

天体の名前を入れました。小さな散開星団「NGC2423」も確認できます。
黄色の矢印で示したのは、二つの小さな天体「惑星状星雲」です。

もう少し詳しく

地球からの距離を比べてみよう

それぞれの天体の、地球からの距離を調べてみました。
「M46」散開星団…約5400光年
「M47」散開星団…約1600光年
「NGC2423」散開星団…約2500光年
「NGC2438」惑星状星雲…約2900光年
*調べるサイトによって異なることがあります。

地球から一番近い天体は「M47」散開星団です。
「NGC2423」散開星団と「NGC2438」惑星状星雲はだいたい同じくらいの距離です。
「M46」散開星団がその倍ほど遠いので「NGC2438」惑星状星雲は「M46」散開星団より手前側に位置していることがわかります。
宇宙は平面に見てしまいがちですが、距離を考えると奥行きを感じられ、とても面白いです。

M46とM47の天体情報

名 称M46
別 名NGC2437 / Mel 75
英語名
星 座とも座
分 類散開星団
見かけの大きさ20′
見かけの等級6.1
赤経/赤緯07h  41m 47s / -14° 48’  44”
距 離約 5400光年
名 称M47
別 名NGC2422 / Mel 68
英語名
星 座とも座
分 類散開星団
見かけの大きさ25′
見かけの等級4.4
赤経/赤緯07h  36m 36s / -14° 29’  0.7”
距 離約 1600光年

*検索するサイトや規格によって違うことがありますので、目安にしてください。

M47とM46を大きくして観ると…

t2-3M47_M46M47冬の二重星団

「M47」周辺をトリミングして拡大表示しました。
広く撮影した画像では、周辺の小さな星たちに紛れてしまいますが、こうしてアップで見てみると、宝石箱をひっくり返したように、色とりどりの大粒な星たちがキラキラ輝いています。

「M46」周辺をトリミングして拡大表示しました。
「NGC2438」惑星状星雲は外縁部と中央部の色の違いもわかります。
「M1-18」は、小さな赤い点ではありますが、他の星とは明らかに違います!

小さな惑星状星雲たち

さらに「NGC2438」の周辺をトリミングして強拡大しました。
中央の星がおそらく「中心星」だと思いますが、これ!とはっきり明記されたサイトを見付けることができず、確認には至りませんでした。

「M1-18」周辺もトリミングして強拡大しました。
「M1-18」の中央より少し上の方に、真一文字状の模様があります。
これが出てきてくれるとは、思っていませんでした!
残念ながら「M1-18」について調べても詳しい情報は見つけることができず(サイトによっては天体として載っていない)距離の確認ができませんでした。
大きさは、0.5×0.5分とされているようです。
とても小さいですが、さすが惑星状星雲!明るいですね。

この記事を書いて

トップの画像はこの投稿のために星の輝きを意識して、再処理しています。記事を書こうと思い立った時は、主に散開星団のお話にするつもりだったからです。
ところが、星と共に小さな惑星状星雲達が思いがけずはっきりと姿を見せてくれました。「M1-18」の存在は既に知っていましたが、嬉しい驚きです!
星の処理こそ天体写真の基本であると、つくづく実感した一枚となりました。

撮影機材・設定/画像処理

撮影機材・設定_アイコン

M46とM47_冬の二重星団(南天の二重星団)

  • Telescope_Vixen_R200SS
  • Correction Lens_Vixen_CORRECTOR_PH
    Focal Length_760mm
  • Equatorial Mount_Vixen_SXD2
  • Guide Scope_SVBONY_60mm_Guide Scope ZWO_ASI_120MMMini
  • Auto Guider_ASIair
  • Camera_Canon_EOS6D_HKC
  • Filter_IDAS_HEUIB-Ⅱ
  • App_ASIair
  • Shooting Setting
    Light
    ISO_1600 60Sx30
    Guide:1.03
    Darkx20 Flatx20 Biasx20

冬の天の川(北を上にした構図)

  • Lens_SAMYANG_2.8_10mm
  • Equatorial_Mount Vixen_Polarie U
  • Camera_Canon_EOS80D_HKIR
  • Filter IDAS_HEUIB-Ⅱ MFA
  • Shooting Settings
    Light
    Sky
    ISO1600 60Sx46
    f-value:2.8 Darkx10
    Flatx20 Bias x20
    Ground
    ISO6400 60Sx4
    f-value:2.8 Darkx4
    Flatx4 Bias x4
画像処理_アイコン

M46とM47_冬の二重星団(南天の二重星団)

  • Composite_StellaImage9
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冬の天の川(北を上にした構図)

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