M42_オリオン大星雲NGC1975_ランニングマン星雲散光星雲オリオン座

M42_オリオン大星雲とNGC1975_ランニングマン星雲_散光星雲_オリオン座

M42_オリオン大星雲NGC1975_ランニングマン星雲散光星雲オリオン座_メインOL50

天体について

M42_オリオン大星雲とNGC1975_ランニングマン星雲とその他の天体名

テキスト入り_M42_オリオン大星雲NGC1975_ランニングマン星雲散光星雲オリオン座


「M42オリオン大星雲」のすぐ上には「NGC1975ランニングマン星雲」が拡がっています。手を振り上げて走っている人のような形から、その名が付いています。
この辺りはとても星雲ガスが豊富です。また、とても明るい散開星団「NGC1981」と「NGC1980」も輝いています。

M42の中心部には、有名な明るい星の集まり「トラペジウム」が輝きます。
四つの星が「台形」の形に並んでいるため、その名が付いています。

「M42オリオン大星雲」と「NGC1975ランニングマン星雲」についてはそれぞれ1インチセンサーののCMOSカメラで大きく撮影し、深掘りした記事を別に投稿しています。

「M42&M43_オリオン大星雲散光星雲(輝線星雲・反射星雲)トラペジウム星団_オリオン座」

「NGC1975_Sh2-279_ランニングマン星雲/散光星雲/反射星雲NGC1977散開星団主役級の天体オリオン座」

とても美しい天体ですので、こちらもぜひご覧ください
(*^-^*)

M42の左側をよく見ると、へびの頭のように、にょき!っと突き出したような変わった形の雲が見られます。この形状の星雲は星が活発に誕生している領域に多く見られます。
余談ですが、なんとなく形が可愛く、その姿が似ていることから水族館の人気者「チンアナゴくん」と個人的に呼んでいます。他の天体でも見つけると「チンアナゴくん、発見!」と喜んでいる私…ヲタクおばちゃんの独り言でした
(;・∀・)

もう少し詳しく

オリオン座の天体達と位置関係

オリオン~エルダヌス_魔女&N42&IC434馬頭&M78
季節_冬_アイコン

2024年11月撮影
オリオン座の天体達
オリオン座~エルダヌス座

オリオン座からエルダヌス座一帯を広く撮影しました。
赤い星雲が辺り一面に拡がっているのがわかります。明るいM42もこの星雲のごく一部分です。左側一帯には冬の大きな星雲「バーナードループ」が拡がっています。

テキスト入り_オリオン~エルダヌス_魔女&N42&IC434馬頭&M78

天体に名前を入れました。
とても明るいオリオン座の一等星「リゲル」に照らされて輝く「IC2118魔女の横顔星雲」はお隣エルダヌス座の天体です。それ以外は、オリオン座の天体達です。どれも有名な天体で、広く撮影するとかなり密集していることがわかります。

私のポータブル赤道儀を使った天体撮影


私の場合、望遠鏡で天体を撮影する時は自動導入赤道儀の機能を使って天体を自動でカメラの画角に導入しています。なので、基本的に天体情報が手元にあれば、赤道儀にお任せ導入で撮影することができます。

この広い画角で撮影した「オリオン座の天体達_オリオン座~エルダヌス座」はポータブル赤道儀にカメラを取り付けて撮影しています。
私の場合、ポータブル赤道儀を使った天体撮影は自動導入せず、星図を見ながら手で構図を追い込みます。何度も試し撮り&確認しながら調整を繰り返し、狙う構図を徐々に決めていきます。
私にとってはとても大変な作業で、やっと構図が決まり撮影を開始した頃には、肩や首がガチガチに凝り固まっていることもあります!
その試練のおかげで、実際の宙からおおよその天体の方角がちょっとだけわかるようになってきました。
ひと昔前までは、これが当たり前だったんですよね。
やっぱり、アナログ撮影も大切なんだと思います。

M42とNGC1975の天体情報

名 称M42
別 名オリオン大星雲
英語名Orion Nebula
星 座オリオン座
分 類散光星雲
見かけの大きさ30′ x 60′
見かけの等級+4.0
赤経/赤緯5h 35m 18s / -5° 23’ 35”
距 離1300光年
名 称NGC1975
別 名ランニングマン星雲
英語名Running Man Nebula
星 座オリオン座
分 類散光星雲
赤経/赤緯5h 35m 19s / -4° 41’ 12”

*検索するサイトや規格によって違うことがありますので、目安にしてください。

NGC1975ランニングマン星雲の情報を調べてみようと探してみたのですが、あまり情報が出ていないようです。意外でした!

M42_オリオン大星雲の多段階露光撮影と現像

「M42_オリオン大星雲_NGC1975_ランニングマン星雲」(ページ上の方の画像)は多段階露光で撮影しています。
前述の通りM42の中心部に輝く「トラペジウム」と呼ばれる領域は、とても明るいです。なので、周りの星雲をあぶり出すように露光時間を長く撮ると、トラペジウム付近が明るくなり過ぎて飽和してしまい、画像処理を施しても修正できなくなってしまいます。そこで明るい領域の輝度を抑えつつ、暗い星雲などの光をしっかりと受け止める工夫が必要です。
今回の画像データは、ISO1600は共通で、4秒、8秒、15秒、30秒、60秒の五段階を各8枚ずつ撮影することで露光量に段階を持たせる多段階露光で撮影しています。この時、各露光段階ごとにライトダークを撮影しておきます。
現像の下処理は、各露光段階ごとにライトダーク・フラット・バイアスをステライメージで「加算平均σクリッピングコンポジット」し、更に出来上がった5枚の画像を「加算合成」しています。
加算合成後の画像は一見、飽和しているように見えましたが、ステライメージの「デジタル現像」を施すことでトラペジウム付近の輝度を下げることができました。
逆に、露光時間をある程度掛けているので、その後の画像処理で淡い星雲も出てきてくれました。


この記事を書いて

この画像を撮影したのは7回目の遠征の時でした。当時はまだ手書きのマニュアル片手に撮影するまでのセッティングや配線もやっとの状態でした…
しかも極寒の一月で標高の高い山中!
「M42_オリオン大星雲_NGC1975_ランニングマン星雲」は、ネットで集めた情報を基に多段階露光に初挑戦した渾身の一枚です。
今見ると、「なんで、構図を横にしなかった?」と、突っ込みを入れたくなりますが…
そのおかげで最近になってM42の近くに存在を知った「チンアナゴくん」星雲が画角に入ってくれていたんです!
再処理をしながら、寒い中でがんばって挑戦していた撮影当時の自分をほめてあげたくなりました。
「でかしたぞ!自分!」

撮影機材・設定/画像処理

撮影機材・設定_アイコン

M42_オリオン大星雲_NGC1975_ランニングマン星雲

  • Telescope_Vixen_R200SS
  • Correction Lens_Vixen_CORRECTOR_PH
    Focal Length_760mm
  • Equatorial Mount_Vixen_SXD2
  • Guide Scope
    SVBONY_60mm_Guide Scope ZWO_ASI_120MMMini
  • Auto Guider _Stella Shot2
  • Camera Canon_EOS6D_HKC
  • Filter IDAS_HEUIB-Ⅱ
  • App Stella Shot2
  • Shooting Settings
    Light ISO_1600(Multi-step exposure)
    4Sx8 8Sx8 15Sx8 30Sx8 60Sx8
    Darkx8 Flatx8 Biasx8

オリオン座の天体達

  • Lens_SAMYANG_1.4_85mm
  • Equatorial Mount_Vixen_Polarie U
  • Camera Canon_EOS80D_HKIR
  • Filter IDAS_HEUIB-Ⅱ MFA
  • Shooting Settings
    Light_ISO1600 60Sx56 Guide:1.06
    f-value:2.8 Dark x10
    Flat x20 Biasx20
画像処理_アイコン

M42_オリオン大星雲_NGC1975_ランニングマン星雲

  • Composite_StellaImage9
    AdditionAverage_σ-Clipping
    Additional synthesis
  • Stella Image9
  • Photo Shop
  • Lightroom Classic
  • Denoise AI

オリオン座の天体達

  • Composite_StellaImage9
    Addition Average_σ-Clipping
  • StellaImage9
  • Star Net++
  • Photo Shop
  • Lightroom Classic
  • Denoise AI

投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

error: Content is protected !!